クリスタルボウルとは水晶の粉末を高温焼成して作られたもので、もともとは半導体を作るための坩堝でした。その中で基準を満たさないものを、誰が鳴らそうと思いついたのか、えもいわれぬ独特の響きを奏でることがわかり、楽器として使われるようになったようです。 半導体生産という、現代工業化文明の代表のような「現世的」な場から、このようなヒーリング効果の高い「精神的・スピリチュアル的」なツールが生まれたということはなかなか面白く、何かの象徴ですらあるような気がします。

クリスタルボウルの音は他に比べられるものはなく、聴いていて不思議な心地よさを感じるものですが、それだけではなく、どうやら身体的・精神的に様々な効用があるようです。 いちばん多いのは、よく眠れるようになったというご感想です。 クリスタルボウルの音は脳内にリラックス状態を作り出すアルファー波を増やすそうです。それによって、現代生活で知らず知らずに溜めている緊張をゆるめ、結果、眠りが深くなるのでしょう。 また、人間の70%前後は水分でできていますが、クリスタルボウルの「倍音」といわれる音の振動は、この身体の水分に効果的に働きかけるようです。 水は振動を与えることによって分子が細かくなり、その働きが高まるといわれていますが、同じことが体内の水分にも起こるのではないでしょうか。 その結果、体内の循環が良くなるのか、様々な不調が緩和されるそうです。例えば風邪の経過が良くなった、デトックス効果を感じた、身体の痛みが和らいだ、などのご報告を頂いており、中には正座できなかった人がそれができるようになったということもあるようです。 その効果は最近は医療機関でも認められはじめ、アメリカでは病院で演奏されることも増えてきているそうです。 水分に働きかけますから美容にも効果があるようで、「演奏会に来たら翌朝お肌がピカピカになりました!」というご感想を頂いたこともあります。

更に深い話をいたしますと、精神的な効果もとても大きいようです。 ひとくちにクリスタルボウルといっても幾つかのタイプがあるのですが、わたしが「水晶七環」と名付けたこのスタイルは「クラシックフロスト」と呼ばれる乳白色のものを7つ並べて演奏するスタイルで、その7つのボウルがそれぞれ、人間の身体に7つあるとされる「チャクラ」に対応しています。 「チャクラ」とは「車輪」という意味で、人間の身体を活性化させる7つの急所のようなものであり、そこのエネルギーが滞りなく回転しているとそのチャクラに関連する身体や精神が整ってくるのだそうです。 クリスタルボウルの音はその対応するチャクラを活性化させ、身体と精神のエネルギーを整えていくのです。 精神の変化はわかりにくいものですが、定期的に演奏を聴き続けることによって、または自分で演奏してみることによって、心が安定する、勘が冴える、いわゆる「ブロック」のようなものが外れて前向きになる、本来の自分の心の在り方に気づきそれを認められるようになる、など様々な効果を感じられることが多いようです。 自分の内面が変わることによって日常生活への対応法も自然と変化し、その結果、対人関係などが上手くいくようになり、現実の生活が良い方に変化していくので、「願いが叶う」「運が上がる」と言われることもあるようです。

とにかく水晶七環に関しては、百読は一聴に如かずといいますか、まずはお聴きいただくのがいちばんだと思います。 ぜひ機会を作って、ワークショップなどにて体験してみてください。