正義

心理カード、今日の一枚は「正義」でした。



皆さまはこれを見て、何を思われるでしょうか。

正しいこと、正義感、正義を守る、正義を振りかざす・・・

プラスの意味でもマイナスの意味でも、他にもいろいろ思い浮かぶことがあると思います。

 

以下は、今日私が感じたことです。

 

中学生から高校生の頃、「神」あるいは絶対的存在とはなにかをよく考えていました。

家にはお仏壇があり、朝晩手を合わせていましたが、クラシック音楽に親しんでいたので自然とキリスト教にも興味を持ち、交換留学で1年いたアメリカでは日曜学校に通って聖書を勉強したりもしました。

その一方で、「神は死んだ」というフレーズに強烈な魅力を感じ、背伸びしてニーチェなど読みふけったりもしました。

 

けれども納得する答えは見つからず、鬱々としていたとき、ある人に「神は自分の内にある」と言われました。

当時はその感覚的がどうもよくわからなかったのですが、今ではまさにその通りではないかと思っています。

 

私は性善説に賛成で、もともと人は「善き存在」であると信じています。

なぜなら赤ちゃんは大人の善意をあてにして生まれてくるからです。

疑いも邪心もなく、人を「善きもの」と信頼してこの世にきたのですから、やはり人間の本質は「善」なのではないでしょうか。

 

この「善なる性質」が、「内なる神」なのではないでしょうか。

 

特定の宗教の「神」との混同を避けるためか、最近は何か大いなる存在のことを「宇宙」や「宇宙意志」という言葉で表すことも多いようです。

また、陰陽五行学会の伊勢会でいう「天」も同義でしょう。

すると人は、自分の内に宇宙を、天を内在させているともいえるのではないでしょうか。

「人体は小宇宙である」ともいわれるようです。

やはり人と宇宙/天は、相互に関係しているのかもしれません。

一部は全体を表し、全体は一部を表すという理論もあるそうですから。

 

ということは、人ひとりひとりが、そして自分も、「宇宙」を内在させているのです。

そう考えるとどの存在も素晴らしく、大切にすべきものだと思えてきます。

もちろん、自分も大切なのです。

自分の内なる小宇宙を大切にするということは、そのまま世界を、宇宙を、大切にするということに繋がるのですから。

 

「正義」とは「内なる神」、「内なる小宇宙」、そこから出てくる自分の本来の「善」なる在り方なのだと思いました。

 

これだけは譲れないという自分の「正義」、これを曲げたら自分ではなくなるような気のすること、それを大切に守っていきたいと思います。

そして言うまでもないことですが、すべての人にも内在する「正義」を信じ、尊重していきたいと思っています。

 

お読みいただきどうもありがとうございました。

今日は満月です。皆さまが明日へとつながる素敵な晩を過ごされますように。