「類友」

其の人を知らざれば其の友を見よ、といいます。

またセルバンテスは、「君の友のことをわたしに語れ、そうすれば君がどんな人か当ててみよう」と言ったそうです。

(なんだかブリア・サヴァランの「君が何を食べているかを語り給え」を連想しますね。)

 

類は友を呼ぶ、と思われているのだということがよく分かります。

これは自分のことを知る上でも役に立つでしょう。

自分が「友」と思える人たちを眺めたとき、もしあまり良い友達だと思えなかったら、自分もそう思われているということなのでしょう。

もし自分が素晴らしい友に恵まれているとしたら、自分もまたそれらの友と類似した素晴らしさを持っているということなのかもしれません。

 

言い換えれば、周りの友は自分の姿を投影しているともいえるでしょう。

 

今の自分と親しい人々は誰なのか、それはどのような人たちなのか、時折、客観的にみてみると自分の状態がよくわかります。

自分と共に成長してくれる友もいれば、先に進んでしまった友もいるでしょうし、また自分が先となってしまう場合もあるでしょう。

けれども無理に進もうとせず、また遅れた友に合わせようともせず、今いる友を大切にして着々と進んでいけばよいのだと思います。

ご縁があればきっと、遅れた友は追いついてくれますし、自分が加速して進んだ友に追いつくこともあるでしょう。

 

友人関係は不変のものではないと思います。

その時々で親しい友も変わってくるのは、人の成長の速度が一定ではない以上、自然なことだと思います。

けれども信頼関係は不変だと、わたしは思っています。

この場合の信頼とは、遅れた友にはいつか追いついてくれることを、進んだ友には自分が追いついたときに歓迎してくれることを、そして自分には遅くても確実に進んでいることを、信じることだと考えています。

 

信頼関係を結べる相手を友というなら、自分と同レベルでも、進んでいても、遅れていても、みなかけがえのない「友」であり、そこに差別などはないのです。

それを大前提としたうえで、誰がいまの自分と同レベルの「類友」なのかを知ることによって今の自分を知り、誰が自分より進んでいる友なのかを意識して目標とすることは、自分の成長に、自分がどうなりたいのかを知る上で、大きな指標になるのではないでしょうか。

 

その瞬間その瞬間の「類友」を観察して自分を知り、そのときの「類友」を信頼していこう、そう感じた今日の心理セラピーカードの「類友」でした。

 

明日はいよいよ7月の「ヒーリング心理ワークショップ」です。

ここで共に学ぶ仲間はまさに今の「類友」であり、自分を知り共に成長するうえで大切な存在になるでしょう。

おそらく生涯通じての大切な学びの仲間になるのではないでしょうか。そう思うと、とても貴重な機会なのだと改めて感じます。

もちろん、「類友」は閉鎖的である必要は全くありません。

新しい仲間はいつでも歓迎されますし、言うまでもなく抜けるのも自由です。

そんな共に成長できる友をつくる場としても、このワークショップ、とてもお勧めできると思います。

タイミングの合われる方、ご一緒に学んでみませんか。

 

ヒーリング心理ワークショップ⇒http://www.rforest.jp/shopbrand/ct56/

 

お読みいただきどうもありがとうございました。

皆様も良き友と一緒に楽しく過ごされますように。