大阪ツアー(その5)

最近、親睦会の幹事などをさせて頂く機会が増えています。


ときどき、大変だね、と言ってくれる人もいるのですが、自分では、

煩わしさより役得のほうがはるかに大きいと思い、むしろとても有り難く思っています。


役得というのは自分の学びになるということ、しかもそれが想像以上に大きいのです。



いちばん学ばせて頂いていることは、皆さまに楽しんで頂けるように氣を配りながらも、自分自身も楽しむ術でしょうか。


もともと決して得意なことではないのですが、回を重ね時に「失敗」もするうちに、

少しずつ押さえるべきポイントが見えてきたような気がするのです。



今回の大阪での演奏会や懇親会も、お手伝いという形でその一端を担わせて頂きましたが、

ついに今までには無かった感覚が生まれてきたようです。


場の「氣」の性質や流れが、ときに手にとるかのようにわかる感じがあったのです。


ああ、これもクリスタルボウルと同じだ、
と思いました。



楽器は何でもそんなところがあるでしょうが、クリスタルボウルを奏でる上では特に、

そのときの個々のボウルやその場の「氣」の性質を一瞬でつかみ、

「氣」の流れを察知して委ねていくことが大切なように思うのです。



クリスタルボウルを演奏していたから、人との交流においてもこのような感覚が持てるようになったのか。

あるいは、このような感覚が出てきたことによって、また演奏が一段と深みを増すのか。



どちらにせよ、自分自身の在り方がそのまま音に出るのがクリスタルボウルです。



次回のわたしの演奏会は、11月16日の「驚きの岩茶とくつろぎのクリスタルボウル」です。

(おかげ様で募集直後に、5名様満席となりました。ありがとうございました。)


きっとこの感覚を活かして、わたしの淹れるお茶も、ご参加者様へのおもてなしも、そして演奏も、

何かもうひとつ深いところにお届けできるだろうという、自信を頂くことができました。


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懇親会はお好み焼きのお店で。これは初めてだった、ねぎ焼き。串揚げ、たこ焼き、お好み焼きと、大阪グルメ制覇しました。



さて、懇親会も二次会も楽しくお開きとなり、宿泊先のホテルに戻り、
窓からふと外を眺めると、


大阪城のお堀が美しくライトアップされていました。


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屋形船も停まっています。

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ふと、江戸中期の日本人、服部南郭の、隅田川を歌った漢詩を思い出しました。



夜墨水を下る

金龍山畔江月浮ぶ

江揺らぎ月湧いて金龍流る

篇舟住まらず天水の如し

兩岸の秋風ニ州を下る



月光が水面に映り揺れる様子を「金龍流る」と表すのはみごとだと思います。


そこに船が止まることなく流れていく様子は、人生の流れをたとえているようにも思えます。



楽しかった大阪最後の夜、ふと思い出した詩です。




大阪ツアー全5回、お読みいただきどうもありがとうございました。