クリスタルボウル奏者一周年

記念日というものを覚えているのは決して得意ではないのですが、

クリスタルボウルのことに限っては、


なぜか当日になると思い出すようです。



11月18日


たったいま思い出したのですが、まさに一年前のこの日、

わたしはプロとして初めて、人前(神前)で演奏させて頂いたのでした。



それも、戸隠五社めぐりのバスツアーのご一行様に、

宝光社さまの宿坊「築山館」さまの、
戸隠神社五社の大神様をお祀りする御神前で演奏させて頂くという、

この上なく有り難い機会をいただいたのです。


「音香」と名乗りはじめたのも、この日からでした。


ある方に特別に頂いた名前なのですが、初めは下ろしたばかりの麻の服のようによそよそしさを感じてわが身になじまず、

呼ばれるたびに気恥ずかしくて赤面していたこともなつかしく思い出されます。



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宝光社さま


初めてのクリスタルボウルの運搬が少し不安だったこと

友だちが始発に乗って手伝いに来てくれたこと

宝光社さまでのお神楽奉納のとき、ふと、演奏のイメージが湧いてきたこと

御神前のある拝殿棟に泊めて頂いたこと



そして拝殿の、澄み切って厳格なほど張り詰めた空気・・・

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(築山館ホームページより)

そんなことが昨日のように思い出されてきました。



その頃わたしは金属製の音叉も使っていたので、それも鳴らしました。

(今はクリスタル製の音叉、クリスタルチューナーを主に使っています)

最初にその音叉を響かせたとき、場の空気のせいか、いつもと全然違う響きにとても驚いたことを覚えています。


その後に演奏したクリスタルボウルの音色もまた格別で、

おそらく演奏したわたしがいちばん、今までの自分の音との違いを感じて驚いたと思います。


素晴らしい満月の晩でした。



以来、クリスタルボウル演奏会の前には必ずあのときの特別な空氣を思い出し、

頂いたご縁に恥じないよう、
感謝と畏れをこめて、



必ず型に則った礼をしてから演奏を始めるのです。




プロの奏者になって1年、ほんとうにいろいろなことがあり

自分自身も自分の奏でる音も、どんどん変わってきました。


でも、決して変わらないものもあるのです。



初心を思い出したとき
初心に還ったとき



初めてクリスタルボウルに出会ってから今まで全く変わっていないもの


それに改めて氣づいたように思います。



それは、理屈を超えたもの。

なかなか説明できないけれど、
確かに

「ある」

もの。




これから少しずつ、なぜわたしがこの世界に入ったのか

そしてどんな変化を経験してきたのか

そして今、どんな思いでこの道を進もうとしているのか

お伝えしていこうかと、ふと、思いました。




お読みいただき、どうもありがとうございました。



【お知らせ】
第10回クリスタルボウル定期演奏会
(特別に岩茶もお淹れいたします)

11月24日(月・休日)13:30~ 大井町「きゅりあん」7階リハーサル室

イベントページはこちらです

→http://www.reservestock.jp/events/50014